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自立への道【自立を考えるシリーズ5】
【 お知らせ 】
この記事は、公開から10年近い月日が経過しています。
今でも色あせない内容の記事ではありますが、「自立」についての、より新しい内容を別サイトで公開していますので、この記事とあわせてお読みください。
自立とは何か?―10年間熟成させた“自立”の意味
「自立を考えるシリーズ」も、今回で5回目を迎えることができました。
このシリーズを始めた目的は、「あなたが自立について考え、より深いレベルの理解に達し、その新しい理解の実践に向けての第一歩を踏み出してもらうきっかけを提供する」というものでした。
第一の目的である「自立について考え、より深い理解に達するためのきっかけを提供する」という目的は、1回目の「自立とは何か?【自立を考えるシリーズ1】」から、前回書いた「内的自立‐外的自立マトリクスで考える【自立を考えるシリーズ4】」までで、ある程度達成することができたと思います。
今回はさらに、実際に自立を目指そうと思ったときに役立つ情報を提供できればと思います。
自立を考えるシリーズの記事一覧
あなたが自立するために、絶対に必要なことは……
まずはじめに、あなたに1つ、心構えを伝えなければなりません。もし、実際に自立を目指そうと思うなら、それは絶対に必要な心構えになります。
それを読んでも、「なんだ、当たり前のことじゃないか。そんなこと言われなくてもわかってるよ。」と思われるかもしれません。ですが、その「当たり前のこと」を忘れてしまったら、絶対に自立することなど出来なくなってしまいます。
こんなにもったいぶって、何を伝えようとしているのか?
それは、
「あなたを自立させることが出来る人物は、あなた以外に存在しない」
ということです。
もう一度書きますが、「当たり前のこと」などとバカにせずに、絶対に忘れないようにしておいてください。
この記事は、あなたに自立に向けての第一歩を踏み出すきっかけを提供しようという目的で書いています。しかし、私が提供できるのは、あくまで「きっかけ」です。最終的にあなたを自立させることが出来るのは、あなただけなのです。
本当に自立しようと思うなら、「あなたの意志」で自立することを決め、「あなたの責任」で自立を目指さなければなりません。
もしあなたが、あなた以外の意志で自立を目指すことを決めたとしたら、その自立を目指すという決定自体が、誰かに依存した決定ということになってしまいます。
ですから、私はあなたに自立を目指すことを強いるようなことはしません。また、「自立を考えるシリーズ」で書いてきたことが絶対に正しいなどと主張するつもりもありません。
あなた自身でよく考えたうえで、この「自立を考えるシリーズ」で書いてきたことに納得がいくなら参考にしていただければ良いと思いますし、納得がいかなければ無視していただいて構いません。
そして、あなたがあなたの意志・責任で自立を目指したいと思うなら、この先を読んでいただければと思います。
このように書くと、読者を突き放すようで、少し冷たく感じられるかもしれません。
もし、ここで甘いことを書けば、「自分で決めたくない」、「自分で責任を取りたくない」という依存的なメンタリティを持った人を喜ばすことは出来るかもしれません。
しかし、私には良心に反して、せっかくこの記事を読んでくれている読者を依存的にさせるようなことを書く気にはなれません。ご理解ください。
内的自立と外的自立、どちらが先か?
それでは、前回までの内容を簡単に振り返りながら、自立を目指そうと思ったときに、いったいどんな問題があるのか考えてみたいと思います。このシリーズの第1回目の「自立とは何か?【自立を考えるシリーズ1】」では、そもそも自立とは何なのだろうかということについて考えました。
その結果、次のように内的自立・外的自立に分けて考えることによって、自立ということを上手く説明できるという結論に至りました。
内的自立: | 自己責任の意識を持ったうえで、自分の意志に従って行動や判断などを決定することができること |
外的自立: | 現実的な選択肢を複数持っていること |
そして、2回目、3回目の「内的自立とは?【自立を考えるシリーズ2】」、「外的自立とは?【自立を考えるシリーズ3】」では、内的自立については常に目指したほうが良く、外的自立についてはバランスが重要だと書きました。
さらに、前回(4回目)の「内的自立‐外的自立マトリクスで考える【自立を考えるシリーズ4】」では、内的自立、外的自立という考え方を組み合わせてマトリクス(内的自立‐外的自立マトリクス)で考える方法を紹介しました。この内的自立‐外的自立マトリクスというのは、下の図1のようなものです。
この内的自立‐外的自立マトリクスに、2回目、3回目で書いた「内的自立については常に目指したほうが良く、外的自立についてはバランスが重要」ということを書き込むと、次の図2、図3のようになります。
つまり、内的自立‐外的自立マトリクスの上側の領域で左右のバランスをとることが大切ということになります。
これを、ひとつの図で表せば、図4のようになります。
さて。実際に自立を目指そうと思うと、ここで大きな問題にぶつかります。
それは、「マトリクスの上側の領域に行くことが重要」、「マトリクスの左右のバランスをとることが重要」と言われても、まずはどちらを目指せばよいのかということです。
内的に自立すれば、あとは自動的にバランスがとれる
これに対する私の答えは、「まずは内的自立を目指すべき」です。というのも、内的に自立していなければ、バランスをとろうにも、どこでバランスをとるかを自分で決めることができないからです。
例えば、「周りがみんなノートパソコンを買っているので、本当は自分には必要なかったのに、自分も買ってしまった」というようなことがあったとします。
これは、自分の意志で決めずに、周りに流されてしまった(内的依存)ために、本来は必要としていないノートパソコンが使えるという選択肢が増えてしまった(外的自立と外的依存のバランスを崩した)状態です。
このように、自分の意志・責任でものごとを決めることができなければ、その人にとって適切なバランスをとることは難しいと言えます。
また、それ以前の問題として、内的依存状態の人は、ものごとに対する影響力がない無力な存在(「内的自立とは【自立を考えるシリーズ2】」参照)なので、そもそも自分の意志で選択肢を増やしたり、減らしたりすることなどできないという問題もあります。
逆に、内的に自立してしまえば、あとはほぼ自動的にバランスをとれるようになります。
例えば、その人にとって重要で、ある程度の選択肢が必要な分野であれば、自然に選択肢を増やすための努力を始めるでしょう。
内的に自立した人は、「選択肢が無いままにして置いた結果、何かあったときに困ってしまうのは、選択肢を増やす努力をしなかった自分の責任だ」と考えているので、これは当然です。
もちろん、選択肢が必要ないにも関わらず、自分の意志に反して、選択肢を増やすための労力を費やすようなこともありません。
内的に自立した人は、「みんなもそうしていたから、つい……」などという言い訳はせず、「無駄なことに労力を使ってしまったのは自分の責任だ」と考えているので、これまた当然です。
また、内的自立を先にするべきだという理由はもうひとつあります。
それは、内的に自立した瞬間に、外的依存状態から外的自立状態に変わってしまったり、逆に、外的自立状態から外的依存状態に変わってしまうことがあるからです。
例えば、小さい頃から医者になるように言われて育ったので、医者になる以外の道は考えられなかった人がいたとします。これは、自分の意志・責任で決めているわけではないので内的依存の状態です。
しかし、もし親の価値観から離れて、自分の意志で判断できるようになった(内的自立した)としたら、自分が本当に進むべき道は医者ではないという結論に至るかもしれません。
この人は、医者になろうというような人ですから、相当な勉強をしてきているでしょう。ですから、分野にもよりますが、多くの分野に進むことができるのは間違いないでしょう。そのなかに、本人の価値観にあっているものがあれば、それは新しい選択肢になります。
このように、内的に自立して、他者の価値観や判断から離れた瞬間に、今までは現実的とは思えなかった選択肢が、現実的な選択肢に変わってしまうこともあり得るのです。もちろん、その逆もまたあり得るでしょう。
ということは、他者の価値観や判断に依存した状態で、現実的な選択肢を増やしたと思っていても、自分の価値観で判断できるようになった途端に、それまでの努力が無駄になってしまうというようなこともあるのです。
このような理由から、私は、内的に自立してから、外的自立を目指すべきだと考えています。
ただし、どんなに優れた人格者でも、100%完璧な内的自立に達するというのは、不可能だと言ってよいと思います。ですから、ある程度内的に自立したら、並行して、外的依存と外的自立のバランスをとるべきだと思います。
その「ある程度の内的自立」の基準が重要なわけですが、私は、おおよそ次に書くようなレベルでいいのではないかと思います。
どんなに理屈や言い訳を並べても、最終的には、自分の行動や判断などの結果からは絶対に逃れることができないという現実を理解し、内的自立を目指している
人間は完璧な生物ではありませんから、時には「人のせいにしたい。」と思ってしまったり、あまりのプレッシャーに、「自分で決めたくない。誰か決めてくれないかなぁ……。」などと思ってしまうこともあるでしょう。それは仕方のないことなのかもしれません。
ですが、自分の行動や判断などの結果からは絶対に逃れることができないということさえ理解していれば、自然と内的自立の方向に戻ることが出来ると思います。
なぜならば、その時々の行動や判断の結果が、その後の自分をつくるということを理解するということは、望んだような人生を送ることが出来るように自分の意志で影響力を発揮することができること、どのような行動・判断であってもその結果(責任)は必ず自分に返ってくるということを理解することに他ならないからです。
つまり、自然と自己責任の意識を持ち、自分の意志に従って生きることができる(内的に自立できる)ようになるのです。
このような理由から、自分の行動や判断などの結果からは絶対に逃れることができないということを理解しているという基準を設定しました。
とはいえ、
「確かに、理屈としては納得できますよ。でも、そんなことを言われても、そんな風に考えることなんて出来ませんよ!」
と思われる方も居るかもしれません。
自立を妨げる大きな障害
では、なぜそのように考えることが出来ないのでしょうか?私は、一番大きな要因として、「自分の行動や判断などの結果からは絶対に逃れることができない」ということを認めるのはとても恐ろしいということがあるのではないかと思います。
なぜならば、もしこのことを認めてしまえば、何か嫌な目に会ってしまったとしても、それは自分の判断や行動の結果だと素直に認めるほかになくなってしまうからです。
そうなれば、心の中で(あるいは大っぴらに)他人に責任を押し付けて、心の安定を図ることは出来なくなってしまいます。
それだけではありません。今現在直面してる嫌なことも、元をたどれば過去の自分の判断や行動などの結果だと認めなければならなくなってしまいます。
これは、非常にに恐ろしいことです。特に完璧主義的な傾向のある人にとっては、このことを認めることは、本当に辛いことでしょう。
こんなことを書いている私自身、もともとは重度の完璧主義者だった(今でも、どちらかと言えば完璧主義者なのですが)ので、その気持ちはよくわかります。
10年ほど前の私は、今よりもはるかに完璧主義でした。
当時の私は、身の丈に合わないような「理想の自分像」を描いていました。そして、いつでも完璧に、その「理想の自分像」に達していなければならないと思い込んでいました。
しかし、身の丈に合わないような「理想の自分像」ですから、実際問題として、そんな理想像に達することなど、滅多なことでは出来ません。毎日毎日、理想と現実のギャップを嫌というほど見せ付けられるわけです。
そんな状態で、いかにして心の安定を保つか?
当時の私がとった方法は、自分の力や、ものごとに対する影響力を否定し、自分が被害者だと思い込むという方法でした。
本当は、自分で自分の行動は決定できるという事実から目を背けて、
「この許しがたい現実は、他人のせいで、仕方なくこうなってしまったんだ。自分にはどうすることも出来なかったんだ。」
と思い込むことによって、なんとか自分を納得させようとしたのです。
そして、何かを決めるときには
「本当は、そんなことしたくないんだけど、仕方ないから……。」
という具合に、言い訳を見つけなければ物事を決めることが出来ませんでした。
このように、自分の意志・責任で決めることを放棄して、内的依存状態にいれば、どんなに現実が気に入らないものだったとしても、自分の責任を感じなくてすみます。これは、とても楽なことです。
ですから、「自分の行動や判断などの結果からは絶対に逃れることができない」という事実から目をそらしたいという人が居たとしても、なんの不思議もありません。
そして、私の見る限り、少なくない数の人がこのようにして、現実に目を背けているように思われてなりません。
どんなに強く思い込んだとしても、現実からは逃げられません
既に書いたように、私も依存的なメンタリティを持った人間なので、現実を見たくない人の気持ちもよくわかります。この記事を読んで、不快な思いをされる方が居るであろうこともよくわかっています。
というのも、依存心全開の頃の私がこの記事を読んだら、不快に感じると思うからです。そして、無視するか、なんとか否定しようと重箱の隅をつつくようなことをしていたかもしれません。
しかし、事実は事実です。
自分の行動や判断の結果からは絶対に逃れることはできません。
たとえ、独裁者のような地位を手に入れたとしても、それは変わりません。例えば、自分の失敗の責任を部下に押し付けて処罰したとしても、「その部下から恨みを買う」、「それを見ていた周りからの信頼を失う」という結果からは絶対に逃れることが出来ないのです。
少なくとも今の私の理解では、「自分の行動や判断などの結果からは絶対に逃れることができない」ということは、どう考えても否定しようがありません。
これが、厳しい自然界の現実です。
もし、自立を目指すのであれば、このことを認めることは絶対に避けて通ることは出来ません。しかし、このことを認められれば、自立のための本当に大きな一歩を踏み出したことになります。
このことだけでも、しっかりと理解して、身につけれ(習慣にする)ば、後は自立に向けて自動的に動き出すことが出来ます。
なぜならば、既に書いたように、自分の行動・判断の結果は必ず自分に返ってくるということを理解することは、内的自立につながるからです。そして、内的に自立できれば、外的自立と外的依存のバランスを上手くとることができるでしょう。
最後は、あなたの想い次第です
さて。私は、出来る限りのことをお伝えしました。この記事の最初に
「あなたを自立させることが出来る人物は、あなた以外に存在しない」
と書きました。
ここからは、あなた次第です。あなたを自立させることができるのは、最終的にはあなただけなのです。
この記事の内容をどのように判断するのか、そしてどのように行動するのか。すべてはあなたの想い次第です。
自立を目指すあなたに、アドバイスを贈ります
あなたがどのような決断をしたのかは、私にはわかりません。ですが、もしあなたがこの記事に共感して、自立を目指そうと思われたなら、最後に私なりのアドバイスを贈りたいと思います。
まず、あなたが自立を目指すことを決めたとしても、いろいろと不安に思われることもあるでしょう。それは当然のことだと思います。
しかし、心配は無用です。安心してください。
あなたは既に、現実を受け入れ、自立に向けての一歩を踏み出す心の準備が出来ています。
あなたがこの記事をここまで読んでいることが何よりの証拠です。もし、まだ自立に向けて歩みだす準備ができていなければ、この記事に出会っていたとしても、ここまでたどり着く前に興味が失せてページを閉じてしまっているでしょう。
また、あまり深刻になる必要もありません。頑張り過ぎずに、少しづつ自立を目指していけばよいと思います。
このように偉そうなことを書いている私自身、 常に自立した態度で居られるかと言えば、全くそんなことはありません。この記事を書いている最中にも、自分の依存心を目の当たりにして、自分にこのようなことを書く資格があるのだろうかなどと悩んだりもします。
ですが、ほんの少しだけでも自分の依存心に気付いて、それを改善するだけでも大きな変化があることは、経験上間違いありません。そして、私がまだまだ自立を目指している途中であっても、このような知識をお伝えすることは意味のあることだと思っています。
そして、なるべく自立的な考え方に馴染むようにしてください。
というのも、あなたが勇気を持って「自分の判断・行動の結果からは絶対に逃げることが出来ない」という現実を認め、自立を目指すことを決めたとします。すると、次にあなたの前に立ちはだかる大きな壁が、習慣の壁だと思うからです。
例えば、ある人が今まで内的に依存した考え方ばかりしてきたことを反省して、自立を目指そうと決意したとします。
そして、彼は、手始めに経済的な自立を目指します。
しかし、テレビが「不景気だ」と大騒ぎするのを毎日何度も聞いていれば、せっかくの決意もだんだんと薄れてきて、今までの習慣に従って「不景気だから仕方ないよな」と、景気に責任を押し付けてしまいたくなるでしょう。
景気に責任を見出している間は、自分の力を発揮することなどできません。そんなことをしていれば、不景気が続く限り、自分の意志では絶対に、その状況から抜け出すための努力をすることが出来ません。そして、景気が良くなっても、今度は別の言い訳を見つけて、新しい状況を嘆くことでしょう。
しかし、不景気になろうが、大恐慌が起ころうが、力強く生きている人は確かに存在します。そんな人は、「不景気だから仕方ない」などとは考えないでしょう。
全員が全員そうだとは言い切れませんが、
「景気が悪い悪いと言っていても仕方がないんだ。景気が悪いと嘆くのも、不景気でも力強く生きようと努力するのも自由だけど、その結果は絶対に自分に返ってくるんだから、どうせなら、私は出来る限りのことをすることを、私の意志・責任で選びます。」
というような態度で臨んでいる人が大半なのではないでしょうか。
しかし、依存的な考え方をする習慣がある人が、自立を目指しだしたばかりで、突然このような考え方ができるかといえば、なかなか難しいものがあると思います。
逆に、普段から内的に自立した考え方をする習慣が出来ている人であれば、当然のようにそう考えるでしょう。というよりも、自立的な考え方が習慣として身についているので、わざわざ意識して考える必要すらないかもしれません。
これが、習慣の力です。
この習慣の力を味方にするか敵にするかで、あなたの人生は大きく変わります。
習慣の力を味方にするために、普段から自立的な考え方に触れるように心がけてください。
例えば、自立した考え方が身に付くような良書を繰り返し読むというのは、非常に効果的な方法です。
どんな本を読んだら良いのかわからない場合は、これまでにこのサイトで紹介した本の中では、「7つの習慣」や「大金持ちをランチに誘え!」などが自立を目指すという意味では良いかもしれません。
(まだまだ、他にも紹介したい本は沢山あるので、これからも時間をみつけて良い本を紹介していきたいと思います。ご期待ください。)
あるいは、この「自立を考えるシリーズ」を繰り返し読んでみるのも効果的です。
本を一冊読むのに較べたら、遥かに短い時間で読めるでしょうから、できれば3回以上読んでください。繰り返し読むことによって、新しい考え方が、しっかりと身に付くからです。
また、このサイトでは、今度も自立に役立つような記事を書いていく予定です。見逃さないように、RSSリーダに登録されることをお勧めします。
(このボタンからRSSリーダに登録することが出来ます)
登録方法がわからない場合は、このページを参考にしてください。
自分の判断や行動の結果からは絶対に逃れることができないという恐ろしい現実を、勇気を持って認め、自立に向けて歩き出したあなたが、さらに「習慣の力」まで味方につければ、まさに鬼に金棒です。
もちろん、自立への道のなかでは、不安になることや、自分がバカらしく思えることもあるかもしれません。というよりも、間違いなく障害に出会うだろうと言ったほうが良いかもしれません。
そんなときは、あなたが自立を目指すことを決めた、この瞬間を思い出してください。
大丈夫です。あなたにとって、自立が本当に大事なことであれば、あなたはもう絶対に諦めることはありません。なぜならば、既にあなたは自立することを諦めたとしたら、その結果からは絶対に逃げられないことを理解しているからです。
一歩下がったら、二歩進めば良いのです。気楽にいきましょう。
最後に、あなたにお願いです
最後に、あなたにお願いがあります。もちろん、このお願いも、無理強いはしません。もし、あなたが私に共感してくださり、あなたの意志で協力してくださることを決めていただいたのであれば、ご協力ください。
さて。そのお願いと言うのは、この自立を考えるシリーズを、この記事を必要とされている方に紹介していただきたいのです。
なぜ、そのようなことをお願いするかと言えば、人が人間らしく幸せに生きるためには、自立が絶対に必要だと考えているからです。そして、多くの人が自立できれば、その人々が住む社会は、素晴らしいものになると思います。
自立した人々が住む社会。それが、どんな社会なのかは、あなた自身で想像してみてください。
そして、あなたがそんな社会に住みたいと思い、その社会をつくるためにはこの「自立を考えるシリーズ」が必要だと思われたなら、是非、この記事を紹介してください。
よろしくお願いします。
【 お知らせ 】
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